
こんな悩みを解決できる記事です。
本記事でわかること
- 大手3キャリアのSIMロック解除手順
- 格安SIM2社のSIMロック解除手順
- SIMロック解除のタイミング
上記を初心者にもわかりやすく解説していきますね。
SIMロックの解除は原則として、スマホを購入してから100日以降じゃないと解除できませんでした。
しかし、2020年に入り各社で条件が変わり、人によっては100日ルールが無効になる場合もあります。必ず本記事でチェックしておきましょう。
また、解除にかかる費用は、原則としてWebのみ無料となっています。
SIMロック解除は1度やってみると、簡単すぎて拍子抜けします。ショップに3,000円も払うのはアホらしいですよね。
初めてでも、是非チャレンジしてください。
なぜSIMロック解除は必要なの?

基本的にはSIMフリー化、スマホを各社のSIMカードに対応させるためですが、他にも大事な理由があります。
SIMロック解除しないと自由にMNP(乗り換え)できない
まずは基本的なことですが、SIMロックを解除しておけば乗り換え先を自由に選べる。
例えば、ドコモで購入したスマホなら「ドコモ系」のSIMカードしか認識しません。
解除することで、どのキャリア、または格安SIMを選んでも使えるようになります。
スマホを売るときに査定価格が下がる
SIMロックがかかっていると、査定額が下がることが多いです。
ドコモでしか使えないiPhoneよりも、SIMフリーの方が色んな人に売れやすいですよね。そういうことです。
売るときでもSIMロック解除は必要と言えますね。
不要なスマホでもSIMロック解除しないと損
使わないスマホを、SIMロック解除しないままで放置しているのはもったいない。使い道はけっこうありますよ。
- 壊れたとき用のサブ機
- Wi-Fiルーターの代わり
- 知り合いにあげる(売る)
などなど、けっこう使い道もあるので、SIMロックってけっこう邪魔になるんですよね。
他社に乗り換えでもSIMロック解除が不要なケース

次に乗り換える携帯会社が、今使っているスマホと同じ回線ならSIMロック解除は不要です。
基本的には大手キャリア→格安SIMの場合ですね。
SIMロック解除が不要
- ドコモ→ドコモ回線SIM
- au→au回線SIM(一部SIMロック解除)
- ソフトバンク→ソフトバンク回線SIM
ほとんどの場合は上記の感じで問題ないですが、念のため格安SIMのホームページにて動作端末を確認しておきましょう。
SIMロック解除の前にIMEI番号を確認する

IMEI番号はスマホの設定から確認できます。SIMロック解除するときに必要なので、メモしておいてください。
ショートカットダイヤル
スマホに入っている電話アプリに「*#06#」を入力。
iPhone・Android共通で使えます。

上記がうまくいかなくても、スマホの設定からも確認できるので安心してください。
iPhoneの場合
iPhone:設定→一般→情報

ここに記載されている15桁の番号になります、似ている番号がありますが「IMEI」が正解です。
Androidの場合
Android:設定→端末(デバイス)情報→端末の状態

スマホによって若干違うかもしれませんが、端末情報から「IMEI」を探してみてください。
ここからは具体的なSIMロック解除の手順になります。理解度が30%くらいでもトライしましょう。
とにかくやってみなきゃわかりませんよ。
ドコモのSIMロック解除条件

ドコモのSIMロック解除条件は上記の画像の通り。
ただ、上記に当てはまらなくても、条件を満たせば100日以内でも解約できます。
100日以内でも解除できるケース
- スマホを一括で購入した
- 機種代金の支払いが終わっている
- クレジットカードでスマホを購入した
クレジットカードで購入した場合は、分割払いが残っていてもOK。
また、解約した後や、中古でスマホを購入した場合でもSIMロックを解除できます。ただし、ネットワーク制限がかかっていない、購入から100日たっていないとダメ。
なるべく契約中に解除しておくのがベストです。また、中古スマホを購入する場合はSIMロック解除済の端末を選びましょう。
ドコモの解除SIMロック解除手順
受け付け時間:9:00~20:00まで
まずはMy docomoにアクセスしてください。コチラから手続きできます。
Webでの手順
- My docomoにログイン
- 契約内容・手続きを選択
- 「SIMロック解除」と検索
- dアカウントでログイン
- IMEI番号を入力
- 入力内容を確認して「手続き完了」を選択

上記のように、ログインしたら検索するのがおすすめです。ページの下の方にあるので、探すのが大変です。
auのSIMロック解除条件

auのSIMロック解除条件は上記の画像をご覧ください。
即日で解除するには、契約中に下記の条件を満たしている必要があります。
100日以内でも解除できるケース
- スマホを一括で購入した
- 機種代金の支払が終わっている
- クレジットカードでスマホを購入した
機種代金を分割で払っている人からすると、口座振替は少し不利ですね。
解約済みのスマホは、店舗でしかSIMロック解除を受け付けていません。なので、手数料として3,000円かかります。
必ず契約中に解除しておきましょうね。
auのSIMロック解除手順
受け付け時間:9:00~21:30まで
まずはauの「SIMロック解除ページ」にアクセスしてください。コチラから進めます。
Webでの手順
- 「SIMロック解除のお手続き」にログイン
- IMEI番号を入力する
- SIMロック解除の可否判定
- OKならチェックしながら進む
- 「この内容で申し込む」を選択

ログインすると、上記のページになります。
「SIMロック解除ができない端末です」と表示されたら条件を満たしていない可能性が高いです。
ソフトバンクのSIMロック解除条件

ソフトバンクの場合は画像の通りです。
支払い方法がクレジットカードか口座振替かで、条件が変わってきます。
100日以内でも解除できるケース
- スマホを一括で購入した
- 機種代金の支払いが終わっている
- クレジットカードでスマホを購入した
スマホを一括で購入するのなら気にしなくてもOKですが、普通に分割払いですよね。
解約済みのスマホに関しては、店舗でしか受け付けていません。なので、どうしても3,000円かかってしまいます。
解約前にSIMロック解除を済ませておくのが基本です。
ソフトバンクのSIMロック解除手順
受け付け時間:9:00~21:00まで
手続きは、My Softbankから始めましょう。コチラから「モバイル」を選んでください。
Webでの手順
- My SoftBankにログイン
- メニューを選択
- 契約・オプション管理を選ぶ
- SIMロック解除手続きに進む
- IMEI番号を入力する
- 注意事項を確認して進む
- 「解除手続きをする」を選択

メニューから進めばスムーズにいきます。完了したらスマホに通知がきますよ。
UQモバイルのSIMロック解除条件

格安SIMであるUQモバイルも、基本的に同じ条件です。
100日以内でも解除できるケース
- スマホを一括で購入した
- 機種代金の支払いが終わっている
- クレジットカードでスマホを購入した
ただ、クレジットカード支払いでスマホ購入後100日以内の場合は、電話の受け付けのみです。契約者本人が電話すれば無料です。
解約後であっても、条件を満たしていればSIMロック解除OKです。
UQモバイルのSIMロック解除手順
受け付け時間:9:00~21:30まで
UQモバイルは、my UQ mobileから進めていきます。
Webでの手順
- my UQ mobileにログイン
- トップの「ご契約内容」を選ぶ
- 「契約回線情報一覧」を選択
- 解除したい電話番号の「詳細」をタップ
- 下にスクロールして「SIMロック解除」を選択
- 「ロック解除」→「実行」で完了

購入から100日以内の場合は、電話窓口からのみ対応しています。
UQお客さまセンター:0120-929-818
受付時間 9:00 ~ 21:00(年中無休)
音声ガイダンスに従って進んでください。
ワイモバイルのSIMロック解除条件

基本的な内容は、他社と変わりません。
100日以内でも解除できるケース
- スマホを一括で購入した
- 機種代金の支払いが終わっている
- クレジットカードでスマホを購入した
解約後の端末は、本人確認書類があれば、ショップでSIMロック解除可能です。ただ、その場合は3,000円かかります。
ワイモバイルのSIMロック解除手順
受け付け時間:9:00~21:00まで
手続きは、My Y!mobileから行えます。
Webでの手順
- My Y!mobileにログイン
- トップの「契約確認・変更」を選ぶ
- ご契約内容の「もっとみる」をタップ
- 下にスクロールに「SIMロック解除」を選択
- IMEI番号を入力して
- 「解除手続きをする」で完了

ちょっと「SIMロック解除の手続き」が見つけにくいかもしれませんが、3,000円分の作業なのでがんばってください。
SIMロック解除のタイミングは?いつするものなの?

SIMロック解除は、乗り換えやスマホの買い替えのときにやっておくのがベストです。
MNP(乗り換え)するときに解除する
他社に乗り換えるときは、まずSIMロックを解除しましょう。MNP予約番号はその後です。
乗り換え手順
- SIMロック解除
- MNP予約番号
- 他社への申し込み
楽天モバイルのようにSIMフリーの端末は気にしなくてOKです。
新しいスマホを買うときに解除する
新しいスマホを購入する場合でも、今使っている端末のSIMロックを解除しておきましょう。
スマホが壊れている(売れないくらい)場合を除き、解除しておくのがおすすめ。
売るも良し、代用機にするも良しです。
契約中にしておかないとデメリットが多い
解約してからのSIMロック解除はデメリットばかり。必ず契約中に解除しましょ。
- ショップでしか解除できない
- 契約者本人しか解除できなくなる
- 書類を用意しなきゃいけない(身分証明書など)
結局3,000円かかるうえに、手間も増えます。いいことなし。
まとめ:SIMロック解除はショップ不要!初心者でもだいじょうぶ!
それでは本記事のおさらいです。
SIMロック解除は、ショップでやってもらうと3,000円の手数料がかかります。自分で解除することで、ムダな費用を抑えられます。
初めは難しく感じるかもしれませんが、1回やってしまえば簡単に感じるはず。次からは他社への乗り換え難易度が大きくさがります。
条件を満たしていれば、自宅で簡単にできる作業です。ショップに行くのは損、というか時間も無駄にします。
必ずできるので、是非やってみましょう。
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
お気軽にどうぞ!
コメント一覧 (2件)
Simロック解除が行われたかどうかの確認はどのように見たらよいのでしょうか。
カナイさん、コメントありがとうございます!
iPhoneであれば「設定」→「一般」→「情報」→で「SIMロックなし」となっていればOK。
Androidは「設定」→「端末の状態」→「SIMロック状態」で「解除されています」となっていればOK。
機種によって若干違うかもしれませんが、上記の感じで確認してみてください!