
こんな疑問をスッキリ解決します。
格安SIMは、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から回線を借りてサービスを提供する業者の「SIM」を指します。
回線をレンタルすることで、コストを下げ「料金」を抑えたサービスを提供しています。
よく聞く「MVNO」とは
- MNO→大手キャリア
- MVNO→格安SIM業者
大手キャリアも2019年10月~違約金を減らしたり、安い料金プランが出たりしましたが、まだまだ高いのが現実です。

そこで注目されているのが格安SIMです。
本記事の内容
- 格安SIMの基本的な知識
- 格安SIMのデータ通信や通話品質について
格安SIMを選ぶ前に知っておくべきポイントを簡単にまとめました。3分くらいで読み終わると思うので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
本記事を読み終わるころには、スマホ選びにも迷わないようになるはずです。
格安SIMとは?まずは基本的なことを知っておこう!

格安SIMを理解するためには、とにかく「SIM」について知っておきましょう。
SIMカードってなに?サイズは3種類
SIMカードは、スマホに電話番号やユーザーのID情報を認識させるために必要な「チップ」です。

最近の機種は「nano SIM」が使われていることが多いです。
必要なのは音声SIM?データSIM?

- 音声SIM→いつものスマホ
- データSIM(SMS)→あまり選ばない
- データSIM→タブレット用
普段使うスマホは音声SIMを選びましょう。現在はLINEで連絡がとれるので、SMS(電話番号で遅れるメッセージ)を使う機会が減りました。
SIMフリーってなんのこと?
大手キャリアの回線しか使えない「SIMロック」がかかってないスマホのことを指します。

2015年5月以降に発売された機種であれば解除できるので、基本的に心配無用です。
ただし、携帯ショップでSIMロックを解除すると3,000円かかってしまうので、必ずWebで解除しましょう。
eSIMってなに?

「eSIM」は遠隔で情報を書き換えられるSIMなので、SIMカードの交換不要です。国内ではあまり見かけませんが、iPhone11などに搭載されています。
DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)

「DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)」、デュアルSIMと覚えておきましょう。
SIMカードが2枚入るので、仕事中は「ドコモ」でプライベートは「ソフトバンク」なんて切り替えもできます。上級者向けなので参考までに。
格安SIMのデータ通信や通話品質について

格安SIMは、大手キャリアに比べて通信品質が悪いものが多いです。
通信速度が遅くなる時間があるって本当?

格安SIMは、みんながよくスマホを使う時間帯に速度が落ちます。特にお昼や帰宅後のリラックスタイムは遅くなります。
1日を通して安定している格安SIMもあるので、比較して選びましょう。
ワイモバイル、UQモバイルは安定していますね。
通話品質はだいじょうぶ?

通話(電波)は、大手キャリアの回線を使っているため、同じエリアで使用できます。
ここに関しては、あんまり心配しなくてもだいじょうです。
格安SIMでもテザリングはできる?
スマホからWi-Fiを飛ばせるテザリングは、基本的にどの格安SIMでも無料で使えます。
ただし、格安SIMによって利用できる条件が違い、そもそもテザリングができない機種もあるので注意です。
テザリングを使う場合は「使っているスマホが対応しているか」を必ずチェックしておきましょう。
データ容量は追加できるの?
追加できますが、ほとんどの格安SIMの場合は割高なので辞めましょう。
例:UQモバイル
- 1GB / 1,000円
- 500MB / 500円
格安SIMの月額料金プランの平均は、3GBで1480円~って感じが多いからもったいないですね。
格安SIMの注目しておきたいポイント

これから格安SIMを使うにあたって、チェックしておたいことは下記の2つです。
- カウントフリー
- 5Gの時代
さくっと紹介します。
カウントフリーってなんのこと?
格安SIMの中には、特定のアプリの通信量がカウントされない「カウントフリー」というサービスがあります。
SNSや動画配信サービスなどが、「通信料」を気にせず使うことができます。
サービスは有料ですが、動画を見まくるのであればすぐに元が取れてしまいます。
5Gはいつ使えるようになる?
今のところ、格安SIMで5Gが使えるかどうかは未定です。予定では、2020年より大手キャリアから順番に実装されていきます。
しかし、サービスが始まったとしても大手キャリアの料金はまた高くなるはずです。
格安SIMが5Gのサービスを提供できるようになれば、安くて快適な通信を実現できますね。今後に期待です。
まとめ:格安SIMを知らないとスマホ代を無駄に払っているかも
それでは本記事のおさらいです。
格安SIMっていうだけで「粗悪品」みたいなイメージがあるかもしれませんが、そんなことは一切ありません。
格安SIMの基礎知識
- MVNO→格安SIM業者のこと
- SIMカードのサイズは3種類
- 音声SIMを選ぶのが一般的
- SIMロックの解除はWebで
- 「eSIM」と「DSDS」もある
- 時間帯によっては遅い傾向
- 通話品質は心配いらない
- 基本的にテザリングOK
- データ容量の追加は割高
- カウントフリーはお得
- 今後5Gにも期待しよう
格安SIMのことをよく知らないだけで、使ってもいないサービスに無駄にお金を払っている人が多い気がします。
少しずつでもいいので、覚えていきましょう。 節約するには最適です。
今回は以上です。 最後までお読みいただきありがとうございます。
お気軽にどうぞ!